EPSON Endeavor NJ3500E 分解【メモリ増設】

ずぼらDIY

「このパソコンもう使わないんだけど処分ってどうしたらいいの?」と相談を受けたときにあったのが『EPSON Endeavor NJ3500E』だった。

しばらく使ってないけど壊れている訳ではないとのことなので、許可を得て頂いてきた。

もう10年位前の機種なのでスペックは低いが、起動してみるとちょっとしたお遊び程度なら使えなくもなさそう。ただメモリが2GBしか無いのがきつい。SSD化もしたいところだがとりあえずはメモリを4GBに増設することにした。

サムスン製のメモリが刺さっていたので、それに合わせて同じものを注文した。

ビジネスモデルなので内部アクセスは簡単だが、せっかくなので一応記録を残しておく。

※分解は自己責任でお願いします。

バッテリーの取り外しと裏蓋の開け方

1.バッテリーのロックを外す。

2.ラッチをスライドさせたままにしてバッテリーを引き抜く。

3.青丸位置のネジを取り外す。元に戻せるようにどこのネジかわかるように置いておく。

4.切り欠きの所を爪で引っ掛けて持ち上げれば裏蓋が外れる。

外すとこんな感じ。ツメのはめ込みじゃないので折れる心配もなくていい。

メモリの取り付け

すでに刺さっているメモリの上に空きスロットがあるので、端子の切り欠きを合わせて差し込む。

下画像の様に端子がほとんど見えないくらいまで差し込んだら、浮き上がっている方を押し込むとパチっとはまる。

HDDの取り外し

最初に外した裏蓋のネジで共締めされているので蓋を開けたらコネクタにささっているだけの状態になっている。なので、黒いフィルムをスライドさせるように引っ張れば取り外せる。

メモリ増設してみての感想

32 bitのままだから増設分全てを使い切れていないけど、アイドル状態でカツカツだったメモリ使用量が50%程度に落ち着いた。

office2010は起動に若干時間がかかるものの操作中に固まるようなことはない。Youtubeも通常画質なら問題なく再生できるしライトな使用なら問題なさそう。

Chromeで複数タブを開いていくと表示がワンテンポ遅れるようになってしまうが、そのへんは気をつければいいだけだし仕方ない。そもそも2011年頃の機種なのに最新OS入れて普通に動くだけで御の字。

今回このパソコンを貰った一番の理由が無線関係のFT8というソフトを使うことだった。CPUが推奨スペックに届かないせいでCPU周りと排熱が結構熱くなってしまうが、動作は問題なかった。メモリ代だけで専用マシンが準備できたので十分。

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