ブログ記事の下書きを書く時、いきなり新規投稿を作成して書き始めていないだろうか?それでうまく書き進められるならいいが、よほど書き慣れている人じゃないと難しいと思う。
- なんとなくイメージはあるがなかなか手が進まない
- 記事の全体像が見えなくて構成がまとまらない
- ここの段落を入れ替えたいけど移動させてるうちにわけが分からなくなってきた
- 書いているうちにさっき思いついたアイデアを忘れた
そんな悩みがあるならアウトラインプロセッサを使うのがおすすめ。
以下おすすめのアウトラインプロセッサや、自分の記事下書き作成の流れを紹介する。
アウトラインプロセッサの特徴
長文の場合、大雑把な文書構成を決めてから、見出し(ノード)を付けていき、ブロック単位で細部についての記述を追加していく、という手法が取られることが多い。アウトラインプロセッサを使えば全体の構成がツリー表示され、現在の編集位置を把握しながら文章を記述することができる。また、ブロック単位で階層構造を上下に移動させたり、位置を入れ替えたりすることができるので、長文を作成する機会が多い小説家やライターに愛用者が多い。
ウィキペディア より
まさにこの通りとしか言いようがないが、実際使ってみないとその良さはわからないと思う。
色々できることはあるが見出し(ノード)の入れ替えと階層化ができるのが一番のポイント。それによって適切な見出し構造が作れてSEO的にも有利だし、それ以前に読んでくれる人にとってわかりやすく親切になる。
おすすめのアウトラインプロセッサ
リンク先の『Live demo』をクリックするとアカウントを作る前に自由に試すことができる。
他にも色々使ったけど開発が止まっていたりPCでしか使えなかったりで最終的にDynalistに落ち着いた。webサービスなのでデバイスを選ばず同期できるし、無料プランでも制限が少ないのが魅力。
ブログ下書き用途だけなら似たサービスのWorkFlowyでも機能的には問題ないが、1ヶ月に作れるリスト数(箇条書きの点の数)が限られているので有料化しないと使いにくい。
アウトラインプロセッサで調べればいくらか種類が出てくるのでそこから選んでもいいし、なんならWordにもアウトライン機能があるのでお好きなものを。
実際に記事を書く流れ
あくまで自分の場合なのでやりやすいようにアレンジしてほしい。
画像を入れる場合は挿入箇所にメモを書いている。記事のジャンルにもよるが先に写真を撮っていたらどの写真を使うか、後から準備する場合は想定する画像のイメージなど。
1.記事タイトルを書く
この段階では大まかなものでもいい。書いているうちに伝えたいことが明確になってタイトルが思いつきやすくなる。
2.その中に思いつくままに書き出す
頭の中で文章構成とか考え込むと手が止まるのでとりあえず思いついたまま箇条書きでもなんでもいいので書き出す。一発で完璧な記事になんてできないし、後からいくらでも整理できるので気楽に。
3.並び替えて見出しごとにまとめる
ある程度書き出したら見出しごとにまとめて文章化していく。追記、修正も随時。
4.各項目を追記修正
見出しごとにまとまってきたらタイトルから読んでいって追記、修正する。書き足りない所があれば、2~4を繰り返す。
5.ある程度形になったらブログの新規記事を作成しコピペする
6.ブログで作り込み
見出しや装飾を作り込みつつ追記、修正。あれば画像も入れながら。
最後にプレビューで確認して問題なければ公開。
実例
例としてこの記事の下書きを掲載する。






この下書きは見せることを意識してしまっているが、他の記事の下書きは文章を書ききっていなかったり単語だけだったりと適当。
使用時の注意点
バックアップ
有料プランだと自動でバックアップできるが、無料の場合手動でやらなければならない。右上のメニューから『Download Backup』をクリックすればzipファイルでダウンロードできる。
あまり設定やツールにこだわらない
Dynalistでは太字や背景色など文字を装飾したりできるけど使っていない。置換とノート機能はたまに使うけどそのくらい。
あんまり凝りすぎて時間かけても本末転倒だしコピペで装飾は消えてしまうのでアウトラインプロセッサとしての基本的な機能だけ使っている。
おわりに
アウトラインプロセッサを使っても遅筆だしわかりやすい文章が書けているかは疑問だけど、これが無かったら文章を書くことがもっとしんどかったと思う。
もし記事作成に行き詰まっていたらぜひ使ってみてほしい。
ブログ記事の下書き以外にもタスク管理、メモ管理等でも活躍しているがそれはまた別の機会に。
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