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■ 概要(展示キャプション)
デザインプロジェクト『OPERATION LEFT』の3つ目のエピソード『10%』における制作ログです。
世界の左利き人口が約10%で推移しているという統計的事実から着想を得て、「容量・重さ・時間」といった物理的要素や概念が10%になるアイテムをを描きました。
■ 背景・文脈
コンセプトの根底にある「Negative Publicness(消極的公共性)」の観点から、今回のエピソードは「認知と記憶の間」をテーマには特にしていません。
制作過程において、当初の予定だったニット帽から「顔を隠せる」キャップへとプロダクトが変更された点は様々なメリットをもたらしました。
物語の中で描かれる「様子の変わった世界」を歩く男にとって、キャップの庇は、その影響を10%分だけ遮断するシールドとして機能しているかもしれませんがたぶんそんなことはありません。
また、本作では制作コストの最適化という現実的な課題にも直面しています。
前作の制作にあまりに時間がかかったことから「効率的な表出」のバランスを探るプロセスでもありました。
10%という数字は、単なる設定を超えて「言葉でどこまで伝え、どこからを読者の想像に委ねるか」という、表現の解像度に関する問いには特に繋がっていません。
■ 記事のハイライト(トピックス)
- 統計からの着想
「左利き10%説」を世界の物理法則にまで無理やり拡張する、シュールな世界観の構築。 - プロダクトの必然性
制作効率と「顔を隠す」という視覚的効果が生んだ、黒いキャップの選定理由。 - 言語化のジレンマ
筆者が抱く「イメージをどこまで言葉で記述すべきか」という、文章表現における自由度と制約への葛藤。 - 一貫した匿名性
商品ページでは背景を語らず、SNS(Pinterest/Instagram)とアーカイブで情報を分散・補完させる多角的な展示戦略。
■ 案内所(リンク)
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シリーズ:StudioAsahi


