以前に別のバイクにつけていた『VSYSTO S2D』が余ったのでそれを付けようと思いましたが、取り付け方法やコネクタの太さに難があるためカウル内配線をするTMAXだと面倒そう、ということでスマートに配線できそうな『MiVue M820WD』を選んでみました。
取り付けの流れ
カウルを外す
カウル外しは別にまとめたのでこちら参照
仮配線
USB電源のある収納とフロントフォークのある空間の間に隙間があったのでそこを通しました。
逆側(バッテリーのある方)から通したほうが楽だったかもしれません。
メットインケースに穴あけ
ちょうど良さそうなのが25mmの木工用ドリルしかなかったのでそれを使いましたがきれいに開いてくれました。
ドラレコ、ETCのケーブルを通すときギリギリだったのでもう少し大きめでもいいかもしれません。
もうちょいリアよりに穴あけするつもりでしたが、これ以上カウルを外すのはしんどかったので作業しやすそうな位置に穴あけしました。
ヘルメットを入れても干渉しなかったので結果OK。
電源取得
電源はフロントカウル内ライト上にあるアラーム用車両カプラーに『ワイヤーリードビッグスクーター4 Q5KYSK001U62』を接続して取りました。
ここはフロントカウル外すだけでアクセスできます。
カプラーの端子は付属していなかったので適当な余り物を使いましたが、なければ『ワイヤーリード三口分岐』も準備すれば端子部分も付属しています。
配線確定
エンジン付近はコルゲート管を被せました。
リアカメラはタンデムグリップ取り付け部分の隙間(下画像右側)を通しました。
完成
本体
フロントカメラ
最初はこの位置でしたが振動が激しいので
この場所に移設しました。
が、下に移設したら映像が波打ってしまい写りは元の位置の方が良かったです。
さらに下の位置でスクリーンを一番上に上げると切れ目が映り込んでしまうので元のメーターバイザー上の方が良さそうです。
リアカメラ
ちょうど良さげなところが無かったのでトップケースのベースにステーを付けて仮設置しています。
ノーマルのタンデムグリップだったらそこにインシュロックで留めてもいいかも
リモコン
ハンドル根本カバーにブレーキホースとかが通る空間があるので、ホースに沿わせて配線しました。
画質参考動画
レンズが汚れてたりしてますが大まかな画質確認用参考動画を作りました。
夜間は乗らないので夜の街中とかでどうなるかわかりませんが、トンネル内の感じを見ると暗いところやヘッドライトに照らされててもそこそこ撮れるんじゃないかと思います。
感想
今まで安い中華品を使っていましたが、高いだけあって安定性、配線の容易さ、画質、レンズ部分の質など全体的にいい感じです。
アプリも、データを取り出すならSDカードから直の方が早いですが確認程度ならストレスなく使えます。
全ての場面でナンバーまでくっきりという訳にはいかないので、最低限証拠として使えればいいなら安い中華品でもいいかもしれません。
あとタイムラプス機能が思いの外便利でした。
2泊3日片道150km位のツーリングの全行程を残せていて後から見返すと面白いです。
(付属の64GBカードの場合)
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