このページは、noteで公開した記事のメタ情報(記事を書いた動機とか裏側)をまとめたログ記事です。
noteの記事をシリーズ別に整理する目的もあります。
■ 概要(展示キャプション)
デザインシリーズ「OPERATION LEFT」。
実在不明の組織を巡るエピソード4作目の制作ログです。本作では、日常の何気ない風景の中に潜む「組織の痕跡」をマグカップを通して描きました。
かつての事務仕事の記憶と、夏目漱石『草枕』にインスパイアされた文体。WEB上での読書体験を無視し、あえて「文章の塊」にしてみた実験的なエピソードです。
■ 背景・文脈
「実在性」を補完する、プロダクトと物語の逆転現象
通常、キャラクターグッズは「物語」が先にあり、その派生として「モノ」が生まれます。しかし「OPERATION LEFT」における本作『それから』は、先に存在していた「マグカップ(PODグッズ)」という即物的な存在に対し、後付けで「記憶」と「意味」を付与する流れで作られています。
これは、形骸化した記号に命を吹き込む「物語の遡行」です。事務作業の喧騒や年末調整の慌ただしさといった、極めて現実的な手触りのある記憶を混ぜ合わせることで、曖昧な存在である「組織」との対比を表現しています。(?)
■ 記事のハイライト(トピックス)
- 文豪すごい
夏目漱石『草枕』はヤバかった。 - 「事務作業」というリアリズム
経理・労務の経験から生み出された、思い出したくない情景描写。 - POD(受注生産)への批評的アプローチ
「とりあえず作る」というグッズ制作の慣習を逆手に取り、エピソードでその存在理由を補完する実験的フロー(ものは言い用)。 - 「閉じられた」構造
前作『10%』と同様の、冒頭と結末を照応させる構成。
■ 案内所(リンク)
noteの記事
この記事に関連したコンテンツ



