※素人が色々試した記録です。試す場合は自己責任で。
慢性的な上咽頭炎、後鼻漏の症状に悩んでいたが、アストリンゴゾールでうがいと鼻うがいを行っていたらだいぶ良くなった。
完治とまではいかないけど、症状が酷くなることは無くなった。
以下前置きなので、具体的なやり方を見たい方は目次から目的の所へどうぞ。
困っていた症状
- 喉の痛みとは違う痛み
- 炎症が起きやすい
- 常に鼻炎っぽい
- 酷くなると熱っぽくてだるい
- 慢性的な後鼻漏
- 炎症が酷くなると風邪のような症状が出てボーッとする
痛みの出る場所は、下画像の赤で囲っている鼻の奥から喉の上のあたり。
年に数回、鼻の奥から喉の上あたりが痛くなり、ひどいと熱が出て眠れないほどのこともあった。
ある日、40℃近くの熱が出た後鼻水が大量に出て止まらない状態が1週間ほど続いたのをきっかけに病院に行ったら、どうやら上咽頭炎と後鼻漏という症状らしいと判明した。
鼻の奥の構造のせいかその部位が人より弱いからなのか、原因はよくわからないとのこと。
改善まで
アストリンゴゾールでうがいと鼻うがい両方を続けたら、後鼻漏が気になることも上咽頭炎の痛みもかなり改善された。
自分の鼻の奥の構造のせいか、うがいと鼻うがい両方しないと患部全体に効果が行き渡らないようなので、ひどいうちは同時に両方行っていた。
やったこと
- アストリンゴゾールで普通のうがい
- アストリンゴゾールを混ぜて鼻うがい(序盤のうちだけ)
- アズノールで普通のうがい
- アズノールを混ぜて鼻うがい
- 普通の鼻うがい
継続期間、頻度、タイミング
良くなったと実感できたのは、1日に1~3回を2週間ほど継続後だった。
やるタイミングは帰宅してすぐと、就寝前は必ず行い、症状が強い時はその合間にも行った。
日中に時間とうがいする場所を確保できるならもっと高頻度でもいいと思う。
最初のうちはアストリンゴゾールを混ぜてのうがい、鼻うがいを両方同時に行っていたが、症状が軽くなってからはどちらかだけの時もあった。
現在は、数日ごとに定期的に、また「ちょっとおかしいな」というときに症状に合わせてやることと混ぜるものを変えている。
早めに対策することで前の様にひどくなることは無くなった。
アストリンゴゾール普通うがいのやり方
用意するもの
- アストリンゴゾール
- スポイト(面倒なら無しでもOK)
- 塩(これも無しでもOK)
希釈液を作る
パッケージ記載の比率だと結構濃いので、自分は大体以下の比率にしている。
原液1 cc : 水30 cc
最初はこれを基準にして色々試してみてほしい。
濃すぎるとかなり痛いし、薄すぎると効いてる感じがしないし難しいところ。
大きく反ってうがいする
適量口に含む
自分は作った希釈液で3回位うがいしている。
丁度いい量は何度か試すうちに分かってくる。
うがいしたときの感覚とポイント
普通にうがいする時よりかなり反る感じで行う。
通称イナバウアーうがいとも。
うがいしながら頭を左右に振ったり口をすぼめたり広げたり、鼻から逆流させる勢いでさらに反ったりして患部に届くように色々動かしてみる。
症状のある部分の粘膜がグーッと収縮する感覚がして、痰が出ると思う。
吐き出すときに鼻の方に逆流して少し出れば大成功だが、鼻から出なくても患部に効く感覚がすれば無理に鼻から出さなくてもOK。
この方法の目的
自分の場合は鼻うがいだけだと患部すべてに効いている感じがしなかったので、「喉の方からも攻めれば全体に届くのでは?」という訳でこの方法も併用した。
鼻うがいだと準備が面倒なので、時間が無いときにすぐできるというのも理由の一つ。
患部に届けばなんでもいいので、反ったり動かしたりしなくても効くのならやり方は自由。
鼻うがいやったけどなんか物足りないなーというのなら、このうがいの方法もお試しを。
アストリンゴゾール鼻うがいのやり方
ここではサイナスリンスという鼻うがいの容器を使用した場合のやり方を紹介する。
※サイナスリンスは下の方で紹介している。
普通に鼻うがいの準備
サイナスリンス付属の粉があれば、それで普通に鼻うがいの準備をする。
サイナスリンス付属の粉やハナノアの洗浄液は楽だが、無くなってからは自分で生理食塩水を作って使った。
もし粉が無ければ生理食塩水を準備する。
生理食塩水の作り方
生理食塩水の濃度(0.9%)にするには、サイナスリンスの容器 240 ml に 2.18 g の塩が必要。
はかりまで使うのは面倒なら以下の量で大体2.18 gになる。
- 小さじ半分弱
- ひとつまみ(親指、人差し指、中指の3本指でつまんだ分量)2回分
他の容器、水の量の時は『食塩水の濃度の計算式』で計算すると簡単。
精製水を使うという情報が多いが、気にせず水道水を使っている。
水道水だと良くないという情報もあるので、気になる人は精製水を使うか煮沸するとかドラッグストアで売ってる生理食塩水を使うとかしてほしい。
アストリンゴゾールを入れる
サイナスリンスの容器 240 ml だと、 約1 cc 入れる。
最初はスポイトで入れていたが、大体の量が分かってからは直接注いでいる。
なのでそこまで厳密ではなくざっくりした量。
濃すぎると痛くて全量使うのはしんどいし薄いと効いてる気がしないので、上記の量を目安に色々試して丁度いい量を探してみてほしい。
鼻うがいする
少しうつむいた状態で「あー」と声を出しながら鼻に洗浄液を流し込む。
反対に変えて同じく。
サイナスリンスは量が多いし一気にやると苦しいので、左右各2~3回に分けて行っていた。
途中で軽く鼻をかんだり口をゆすいでもOK。
口からたくさん出るという人もいれば反対の鼻の穴から出るという人もいるが、不快感がなく患部に効いてる感じがすればどっちでもいいと思う。
反対側の鼻の穴からたくさん出るタイプの人は、自分と同じく前述のうがいの方が上咽頭炎には効くのかもしれない。
人によって、丁度いいうつむく角度や鼻の穴に容器を当てる角度は違うので、最初は試行錯誤が必要になる。
鼻うがいのやり方はたくさん紹介されているので調べれば合うやり方が見つかると思う。
調べたこと、試したこと
病院ではちょっと患部を突っつかれて薬を出されたが、慢性的な症状は良くならなかった。この症状を完治させるべく本格的に調査したことと試したことを記録しておく。
Bスポット治療
耳鼻咽喉科で患部に塩化亜鉛を擦り込んでもらう治療法。
何度も通う必要があるとか、結局良くならなかったとか色々情報があるが、上手い医者を見つけるのが難関らしい。
そもそも近場に治療を行っているところが無かったので、この方法は諦めることに。
Bスポット治療を自分で
自分でやる方法もあったので綿棒とルゴールを買ってみたが上手く出来なかった。
口からだと喉の上の方に入っていかないし、鼻から入れたら痛いしうまく患部に当てて擦るのは難しい。
少しは患部に当てられたがこれを何度もやるのは無理、ということで断念。
リステリンでうがい
アストリンゴゾールが在庫切れで買えなかったので塩化亜鉛の入っているリステリン紫(ノンアルコール)を代わりに使ってみた。
泡立って長くうがいしにくいのが難点。
患部にしみてすっきりするのでいくらか効果はありそうだが、本来の用途と違うのが気になってアストリンゴゾールが手に入るまでのつなぎとして使った。
口の中に入れるものだから害はないだろうけど。
アストリンゴゾールでうがい
これが今回の本題。巷でおすすめされているこれを試したら効果てきめんだった。
使い方は先に記した通り。
鼻うがい
後鼻漏や鼻炎症状の緩和にはいい。いつまでも鼻をかんでばかりでつらいときは、鼻うがいをすればしばらく楽になる。
ただ、自分の鼻奥の構造のせいか上咽頭炎のところには全体に届ききらない感じがする。先に書いたとおり大きく反りながらするうがいも同時にやって、その感じをフォローした。
鼻うがいの道具と混ぜたもの
今の道具と混ぜるものにたどり着くまでに試したものは以下。
ひどい上咽頭炎、後鼻漏だと、生理食塩水で流すだけでは効果が薄い。少しは楽になるけど。
ということで効きそうなものを混ぜての鼻うがいも試した。
ハナノア
しみないし手軽でいいけど容器が小さくて一回で流せる量が少ない。
ドラッグストアならたいてい置いてるし液を作る手間も無いので、鼻うがいがどんなものかお試しにはいいかも。
サイナスリンス
ハナノアの量に満足できず探したのがこれ。
構造がシンプルで洗いやすいのと、強さを調整しやすいのが良かった。
最近はこれと似たタイプのものも多く出回ってるので好きなものを。
うがい薬を混ぜる
アズノール、アズレンなどのアズレンスルホン酸ナトリウム水和物のものを使った。
鼻詰まり、後鼻漏の時はすっきりするのでいい。
やり方は先に書いた『アストリンゴゾール鼻うがいのやり方』と同じで、代わりにうがい薬を数滴入れるだけ。
リステリンを混ぜる
薄めるものじゃないし用途が違うからしょうがないが、あまり効果を感じなかった。
アストリンゴゾールを混ぜる
これも今回の本題その2。
うがい薬を混ぜた時と同じく鼻詰まり、後鼻漏にもいい。
もちろん上咽頭炎にも。
やり方は前述した通り。
アストリンゴゾールのパッケージ詳細
おまけとして、パッケージに書かれている内容をgoogle+素人翻訳してみた。
※あくまで参考程度にしてください。
メイン部分
NEW LOOK
Same Formula
新パッケージだけど中身は一緒だよ。
Tamper Resistant Feature:
Use only if shrink band is intact.
開封済確認機能:
キャップを留めているバンドに損傷が無い場合にのみ使用してください。
Concentrated
濃縮タイプ
Makes up to 1 gallon
薄めると最大3.8L位になります。
Astring-o-Sol ®
アストリンゴゾール
Mouthwash/Gargle
洗口/うがい
ORIGINAL
元祖
8FL OZ
(236 ML)
詳細部分
Astring-o-Sol ® is a concentrated mouthwash that effectively freshens the mouth and leaves it feeling clean.
アストリンゴゾール(R)は、口内を効果的にリフレッシュし、清潔感を維持する濃縮マウスウォッシュです。
Unique formulation turns wintergreen white when water is added.
独自の配合により、水を加えると白濁します。
DIRECTIONS: Astring-o-Sol must be diluted.
使用方法:アストリンゴゾールは薄めて使用してください。
For correct dilution, pour concentrate to 5 CC line. Add water to 50 CC line. Astring-o-Sol may be further diluted with water to suit taste. Rinse mouth thoroughly for twenty seconds to effectively clean. For best results, use diluted mixture immediately.
正しく希釈するには、原液を付属カップの5 ccラインまで注ぎます。
その後、50 ccラインまで水を追加します。
好みに応じてさらに水で希釈することもできます。
効果的に洗浄するには、お口に含んで20秒ほどすすいでから吐き出してください。
薄めたものはすぐに使用してください。
Do Not Use in Polystyrene (Clear Plastic) Cups.
ポリスチレン(透明プラスチック)カップは使用しないでください。
WARNING: KEEP OUT OF THE REACH OF CHILDREN. In case of accidental ingestion, seek professional assistance or contact a Poison Control Center Immediately.
警告:子供の手の届かない場所に保管してください。
誤飲した場合は、その製品を持ってすみやかに医師の診察を受けてください。
CONTAINS: S.D.Alcohol 38-B (75.6%), Water, Methyl Salicylate, Myrrh Extract, Zinc Chloride, Citric Acid.
成分表:S.D.アルコール38-B(75.6%)、水、サリチル酸メチル、ミルラ抽出物、塩化亜鉛、クエン酸
成分補足
- S.D.アルコール38-B
- 特定の成分で変性させたエチルアルコール
- サリチル酸メチル
- 鎮痛・消炎剤
- うがい薬でよく使われる成分
- ミルラ抽出物
- 香料、鎮痛・抗炎症作用
- 塩化亜鉛
- 消炎剤
- クエン酸
- pH調整?
バーコード部分
Distributed by:
OAKHURST COMPANY
販売元:
オークハースト
Levittown, NY 11756
レヴィットタウン、ニューヨーク11756
www.OakhurstCo.com
www.OakhurstCo.com
Questions? (800) 831-1135
ご質問はこちら (800)831-1135
バーコード
製造番号と使用期限
コメント
お返事ありがとうございます。
鼻うがいの際は百分の一にしてみます。
濃いと嗅覚を失うというのはうそのようですね。
セルフBスポットの場合は十分の一くらいにしてみます。
嗅覚は気にしていませんでした。症状を改善する方が優先度が高かったので
そういえば治療中は特に嗅覚に異常は感じていませんでした。
今も家族より鼻がいい方なので自分の場合影響はさほどなかったようです。
塩化亜鉛は多いと臭気が感じなくなると聞いて怖かったのですがゴゾールはそのような心配はなさそうですね。
とりあえずミサトールは一袋使っても効果を感じなかったのでもっと強いゴゾールで寝たきりから脱することができるか試してみます。
駄目だったら大分県の田舎なのでBスポットは見つかりませんが電話しまくってみます。
ありがとうございました。
ゴゾールの鼻うがいを上咽頭炎でしたいのですがccがいまいちピンとこないのですがだいたい水の百分の一くらいのゴゾールで良いのでしょうか?
サイナスリンスの容器 240 ml だと、 約1 cc 入れる。
最初はスポイトで入れていたが、大体の量が分かってからは直接注いでいる。
なのでそこまで厳密ではなくざっくりした量。
口のうがいは十分の一のようですが、鼻うがいは百分の一くらいで良いでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが教えていただけると幸いです。
異常にだるくてほぼ寝たきりを何とかしたいです。
最初の頃はおおよそ1/200で、その後徐々に濃度が適当になり大体1/150~1/100程度になっていたかと思います。
原液を直接塗り付ける方法をしている方もいたので、濃すぎ薄すぎは特に気にせず、痛すぎない範囲で患部に効いてる感がある濃度にしていました。
1回やって薄すぎたと感じたらすぐにちょっと濃いめにしてもう1回やるとか
鼻うがいでも普通のうがいで逆流させる方法でも患部にうまく当てられないうちはあんまり効果を感じなかったので、大変な状況かと思いますが色々試してみてご自身に合うコツがつかめることをお祈りします。