『クリーンカンティーン インスレート TKWide 12oz (355ml)』のループキャップ版を使用していたが、保温性能があまり高くないし重い。
ループキャップ版のレビューはこちら
別のものを買い直そうかと思ったがこのまま使わなくなるのはもったいないので、別売りのカフェキャップに付け替えてみたらこれが結構良かった。
総評
クリーンカンティーン インスレート TKWide(特に12ozのもの)は、保温保冷タンブラーと水筒の中間辺りの立ち位置の商品だと感じた。
ガチ水筒としてはちょっと使いにくい点があるし、タンブラーとしてはゴツすぎる。
でもその中間のものが欲しければちょうどいいかもしれない。
冷めにくい、ぬるくならないカップとして使えて、つまみをひねるだけで安全に運ぶこともできるので、飲みきらなかった分をそのまま持ち出したり、会議で部屋移動なんて時は便利。
使用シーンによってはループキャップもいいかもしれないが、個人的にはカフェキャップ推し。
ループキャップとの違い
重さ
公式 350.5 g
実測 345 g
ループキャップだと373 gなので、差は約28 g。
軽さを売りにした水筒に比べたらどっちも重いので、キャップを変えてもあまり差は感じない。
蓋の重さ
公式 96.5 g
実測 96 g
ループキャップは124 gなのでちょっと軽い。
蓋自体の大きさが違うからなのか、両方持って比べたら持ったら数値以上の差を感じる。
本体の重さ(蓋なし)
実測 249 g
※その他サイズについては ループキャップ版のレビュー 参照
カフェキャップに替えてよかった点
自分の使い方では別に漏れない
「カフェキャップだとちょっと滴る」というレビューがあったが、自分は許容範囲というか気にならない。
横にして持ち運んでも漏れることは無いが、蓋を洗った時の水分が付着していると少し垂れる。
そこは気をつければいいだけなので問題なし。
ただ、蓋を分解して洗った後のネジの締め付けが甘いと漏れるのでそこは注意が必要。
蓋を回して外す手間が無い
これが一番大きい変えて良かった点。
作業中に片手で飲んだり、車で飲むならこれの方が手軽でいい。
保温性能の差は少ない
つまみをひねって開けた状態にしていても飲み口が小さいので、ちょこちょこ飲むなら蓋を全開にするループキャップより温度が保つ気がする。
開けずに長時間置いておく状態だと、わずかにループキャップより冷めるのが早い気もするが、大差ない印象。
どのみち昼過ぎまで熱々ってのは無理だし。
使用シーン、おすすめポイント
デスクワークのお供に
この使い方にマッチしたのが一番良かった。
ちょっと休憩しようと温かいものを入れて数口飲んで、そのまま作業に集中してしまい気づいたら冷めきってることがよくあるが、これだと安心して放置できる。
作業のお供として使うのがおすすめ。
保温性が低いことが逆にメリットになっていて、熱すぎてなかなか飲めないことが無い。
保温性が低いとはいえ、はめ込みの蓋のついたダブルウォールマグみたいのよりは保温性は断然良い。
飲み口が小さいので倒して大惨事になることはほぼ無いと思う。
ループが便利
どっちのキャップでも感じたが、ループがあると何かと便利。
荷物で手がいっぱいな時に指に引っ掛けて持ち運べる。
外作業で……?
丈夫だからあまり気を使わず使える。
写真のような所に置いても、まだ底面に傷は無い。
しばらく使ってみないとわからないが、傷も味になりそう。
木工作業や屋外作業だとホコリや削り屑がキャップの上に溜まってしまうので置く場所に注意が必要。
いや、こういう場所ならワンタッチキャップの方が衛生的か……。
ドライブに
ループキャップの時、試しに蓋を開けっ放しでカップホルダーに入れて使ってみたが、ちょっと飲みにくかった。
カフェキャップの方が安心して置いておけるし、どばっと出てこないので飲みやすい。
最近の車のカップホルダーなら大体入ると思うが、一昔前の車だと小さくて入らない場合がある。
(軽トラは安定するけど底までは入らない)
キャップのメンテ
部品点数は多いが、まぁまぁ洗いやすい。
分解組み立ては簡単だが、最後のネジパーツの締め込み具合は注意が必要。
締めすぎるとひねる部分が固くなるし、ゆるいと横にした時漏れてきてしまう。
何度かやれば丁度いい所がわかってくる。
分解方法等は以下の公式動画参照。
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