ChatGPTを使おうとしたら、突然こんなメッセージが表示されました。
「続行するには、challenges.cloudflare.comのブロックを解除してください。」
「BANされたのか?」「変な質問したからか?」と思ったものの、長年ネットの海を渡り歩いてきたのでこの程度では動じません。
調べると「時間が経てば直る」と言われることも多いこの現象ですが、そもそもなぜ「ブロックを解除して」と言われるのか、その根本的な原因と仕組みについて調べてみました。
2025年11月19日のはクラウドフレアの障害が原因だったようです。
「本人確認ができなかった」状態
このエラーの原因は以下の通りです。
「ChatGPTを守るための『本人確認プログラム』が、何らかの理由で読み込めなかった(遮断された)」
なので、ブロックされたわけではなく、「チェックするための通信がうまくいかなかった」 ということのようです。
1. 根本的な仕組み:Cloudflareとは?
ChatGPT(OpenAI)は、世界中からの膨大なアクセスやサイバー攻撃からサーバーを守るために、Cloudflare(クラウドフレア) というセキュリティサービスを使っています。
- 正常な動作: ChatGPTにアクセスすると、Cloudflareが瞬時に「この人は人間か? 攻撃ロボットではないか?」をチェックします。
- チェック方法: ブラウザ上で目に見えない小さなプログラム(スクリプト)を実行させ、マウスの動きやブラウザの情報を解析します。
2. エラーメッセージの本当の意味
「challenges.cloudflare.comのブロックを解除してください」というメッセージは、システム側からの以下のようなSOSサインです。
「本人確認のためのプログラム(challenge)を読み込もうとしましたが、あなたのブラウザや通信環境のどこかで、その通信が遮断(ブロック)されてしまい、チェックが完了できませんでした。」
PC等の環境(またはその通信経路)がCloudflareのチェックプログラムを拒否してしまった という判定です。
なぜ「ブロック」されてしまうのか?
「何もしていないのにブロックされた」と感じる場合、主に以下の3つの要因が考えられます。
① 拡張機能(アドブロックなど)の誤検知
広告ブロッカーやプライバシー保護系のブラウザ拡張機能(uBlock Origin, Privacy Badgerなど)を入れている場合、それらがCloudflareのチェックプログラムを「追跡型の広告プログラム」と勘違いして、自動的に通信を遮断してしまうことがあります。
② VPNやセキュリティソフトの影響
VPNを使用していたり、強力なセキュリティソフトを入れている場合、その通信経路が「不審な通信」としてフィルタリングされ、チェック用の通信だけが弾かれることがあります。
③ ブラウザの一時的な不具合(キャッシュ・Cookie)
ブラウザに保存されている古いデータ(キャッシュやCookie)が破損していたり、現在のセキュリティ要求と噛み合わなくなったりすると、スクリプトが正しく読み込まれず「ブロックされた」と判定されます。
とりあえず試せること
多くの場合はCloudflare側のサーバー混雑が解消されれば自然に直りますが、急ぎの場合は以下を試すと即座に解決することがあるようです。
- ブラウザの更新(リロード)を数回試す
- シークレットモード(プライベートウィンドウ)で開く
- これで開ける場合、普段使っている「拡張機能」や「キャッシュ」が原因だと特定できます。
- 広告ブロック等の拡張機能を一時的にオフにする
まとめ
結構前からCloudflare関係のエラーはあったようです。なので、大抵の場合アカウントに問題があるのではなく
「セキュリティチェック用の通信が、拡張機能・ネットワーク・またはサーバーの不調によって、物理的に届かなかった」
というのが原因です。少し待つか、とりあえずブラウザの更新やシークレットモードを試してみてください。

