以前ワイドじゃないクリフトン4を持っていた。
試着の時は良かったが、しばらく履いていると小指のあたりと甲全体がきつくて痛みが出てしまった。
靴下を薄いものにしたりと工夫したがどうにもしっくりこない。
それでもこのクッション性と独特の感覚は捨てがたいので、サイズを上げればどうにかなるだろうかと調べたら幅広モデルがあった。
公式サイトに載っていた取扱店から調べてみたら幅広も普通に入手しやすいっぽい。
調べた店に行ったらサイズも揃って普通に売っていた。
試着したらやっぱりwideの方が履いていてかなり楽。
ということで買ってきた。
ニューバランスだと2Eを置いている店は直営店以外殆どないし、置いていても生産数が少ないのかサイズ欠品してることが多いので手に入りやすいのは助かる。
しばらく履いてみたので感想など記録しておく。
フィット感
ワイドだと通常幅で気になっていた窮屈さが解消されて、楽に一日履いていられる。
ジョギング、街履き両方で履いているがどちらでも痛みが出ることはない。
自分の足はクロックスやビルケンシュトックが合う形をしている。
上画像の様に、拇指球から土踏まずの間あたりの幅が広く、親指が大きく厚みがあり甲が高い。
幅自体はそこまで大きいわけでは無いようだが、親指側が一直線だったりと全体の形のせいでつま先のシュッとしている靴が窮屈に感じるのだろう。
横幅に関しては問題ないが、フィット感を高めようと靴紐を締めすぎると甲が高いので圧迫感が強くなる。
馴染んでくれば普通の靴紐の締め具合で十分だが、馴染むまではソールが固いのか、後ろに蹴り出すときに少しだけ踵がカパカパする感覚がある。
靴によっては履き口(ヒールカップの上とか)が足首やくるぶしに擦れて痛むことがあるが、ショートソックスでも大丈夫だった。これは個人差もあるだろうけど。
デザイン
個人的にはクリフトン4のデザインが好きだが、これも悪くない。
アッパーのメッシュの通気性は普通なので自分は冬場でも履いているが、普段こういう靴を履かない人だと通気性はかなりいいと感じるかもしれない。
グリップ性能
ソールはこんな感じ。
土踏まずあたりはミッドソールがむき出しになっていて、他の部分は結構強めにグリップするアウトソールが貼られている。
街履きからジョギングの範囲ならどんな地面、床でもグリップはいい。
良すぎてお店に入るとキュッキュと音がすごい。
濡れているグレーチング、マンホールでもそれなりにグリップする。
基本、そういうところは避けるか慎重に行ったほうがいいだろうけど。
乾いた土の上と森の中のランニングコースを走ったことがあるが、どちらも滑ることは無かった。
さすがにぬかるみや岩場は試していない。
その他
総評
ランニングシューズで幅広かつ落ち着いたデザインのものはなかなか無いのでありがたい存在。
最初は高いクッション性とメタロッカーテクノロジーの感覚に違和感があるかもしれないけどすぐに慣れる。
デザインやフィット感だけでなく、ただの歩く、走るという行為が楽しく新鮮に感じられるのもいい。
走ってよし、歩ってよし、見た目よしなので、くたびれてきたらまた同じシリーズのを買うと思う。
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