概要
なぜネットを付けたのか？
蓋が平らで何か載せられそうなのと荷物がケース内に入り切らない場面が何度かあったので、天面を活用できないか考えていた。
調べていたら『SHAD SH40 CARGO（カーゴ）』のパーツ単品が海外通販サイトにあったけどそれじゃ面白くないし、自分の想定する使い方だとちょっと使いにくそう。
さらに調べていたらこちらのサイトを発見。
これなら安いし良さそうだなとラックを探したが、うちの近くでは丁度いいものが無かった。
どうしたものかと思案した結果、使わなくなったツーリングネットがあったのでそれをうまいこと付けることにした。
完成はこんな感じ
ということで以下のような形になった。
見た目は怪しいけど便利。ピッタリサイズのネットにすれば見栄えは良くなる……と思う。
用途
休憩の時にグローブを挟んだり上着を入れたり、濡れたかっぱを入れたりしている。
キャンプの帰りはゴミ袋突っ込めて便利。
休憩中の一時置き場、箱の中に入れたくないもの、かさばって軽いものなんかにちょうどいい。
ただ走行中に落とさないように気をつけよう。
滑りそうで不安な物を入れるときは、天板に滑り止めシートを敷いている 。シートを貼り付けてしまうとすぐ劣化して汚くなりそうなので普段は箱の中へ入れてある。
用意した材料
蓋内側のボルト類
１．ボタンボルト(六角穴付きボタンボルト) M6 20 mm 4個
内側の出っ張りが少ない方が良いかと思いボタンボルトを選択した。
気にしないなら頭の形は何でもOK。
２．バネワッシャー M6 適当なサイズ 4個
緩み防止に一応。
ネジロックでも代用可。
３．ワッシャー M6 22 mm 4個
プラに締め付けるので補強の為に。
蓋外側のボルト類
４．グランドフック 4個
今回使用したのは『TRUSCO(トラスコ) グランドフック ステンレス製 A型 4mm TGF-A4』。
タナックスのカーゴフックでもいいかも。
カーゴフックを使用した場合内側がナットになるのと、ナットとワッシャーが付属しているので材料のうち１、５、６は必要なくなる。
５．ナット M6 4個
６．ワッシャー M6 11.5 mmあたり 4個
その他
７．ゴムネット 1個
30 * 30 cm位のサイズのもの
今回は余っていた『タナックス ツーリングネットL』を使用したが、これは40 * 40 cmで大きかったので、30 * 30 cmの方がちょうどいいと思う
もともとネットに付いているJ字フックは外して使う。
８．カラビナ 4個
大きい荷重がかかるわけではないので、適当に100円ショップのものでもOK。
NITE-IZE (ナイトアイズ) ものは付け外ししやすいが、今回はホームセンターで買った安いカラビナが余っていたのでそれを使った。
※ボルト類の素材はすべてステンレス
ワッシャー M6 22 mm
TRUSCO グランドフック
取り付け方
なるべく平らの適当な位置にドリルで穴を開けて、写真の様に取り付けるだけ。
穴がガバガバにならないようにドリルは5mmを使用し、ボルトは回しながら差し込んだ。
箱の外側の面から順にグランドフック、ワッシャー、ナットの順で取り付ける。
箱の内側の面から大ワッシャー、バネワッシャー、ボルト、の順で取り付ける。
雨天時に水が入ってしまうようならコーキング材か何かでシールする予定だったが、結構強い雨の中走っても問題なかった。
ポイント
ネットを付けた状態で蓋が開けられるようにしたかったので、ネットを蓋側だけで保持するようにした。
ツーリングネットのJ字フックのままだと邪魔なのと物が入っていないと外れそうなので、カラビナに交換しリングに引っ掛けている。カラビナに交換したことによって、カラビナを通す位置で物の大きさに合わせてネットの張り具合を調整できる。
補足
『GIVI E43NTL-ADV』には最初から蓋にネットが付いており、そのネットは『GIVI (ジビ) リペアパーツ E125&NE43N アンカーネット 94988』として別売りされている。ボルトやフックも一式付属している。
見た目はこっちの方がいいが、箱サイズを比較すると『SHAD SH40』の方が若干小さいのでリペアパーツを流用するとネットが少したわむかもしれない。
まぁそれを付けるんだったら最初からGIVIのを買ったほうがいいか。SHADは安さも売りの一つだし、どうせなら改造も安く済ませたい。
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